サックのはなし

社員のブログを監視する会社が多いとか新聞に出ていました。そうだろうとおもいます。わたくしも自分がやったり考えたことの8割近くはブログに書けないことに気がついてます。色んな理由からで、職業上の理由もありますが、書いたら関係者が困るとか気にする怒るだろうとか、です。瞬間的にこれは書けないと、判断するのですから、案外気を使います。
大きなお金が動くような世界ではちょっとうっかりは許されないでしょうから、監視されるのも当然だろうし、場合によっては、ブログ禁止とかの会社もあるでしょうね。
しかし匿名だったらわからないし、それでリークされたら困るでしょう。世の中、リーク社会に向かってるのかもしれません。スパイの世界ではわざと流出してから相手の出方を窺うというのがありますから、流出が常に悪いとも言えないでしょうが。
ところで自衛隊の情報が流れたとか。あのウイニーとかいうソフト不謹慎ですが面白いですね。作った人の記者会見もテレビで見ましたが、新手の大学人スペシャリストで、こういう人はなにか非常に役に立つ(一部の世界では)人材とみました。逮捕されて裁判なのでなにも出来ないとは、本当にもったいないですね。

数日前に書きましたが、せっせと歩き出してます。沖縄では歩けませんでしたが、昨日はなんと1万6000歩も歩いてしまいました。北部構内にいったり散髪屋にいったり、いきかえりとも三条通からラボまで歩いたからです。おかげさまで、昨晩は一気に6時間以上寝ました。珍しいことです。
わたくしは平素パソコンを持って往復してますので、このマックの重いのが入ってるので最低でも3kg、書類や本があれば5kgくらいのサックを背にして歩いてるのです。ちょっとこれだけ歩くとサックの善し悪しが効いてくるので、けさはかなり前に買ってまったく使ってなかった、サックを使ってみました。サイドのポケットがないのと、やや登山用ぽくって町歩きにどうかなという外見だからです。
でも驚きました。えらい具合がいいのです。背中にぴたっとはまってぜんぜん横動きがありません。しばらくこの優れものを使うことに決めました。
もう長いこと鞄を使ったことがありません。随分前に文科省での審査を受けるため出かけたときにいちおうスーツでしたが、リュックサックを審査会場にぶら下げて入ったら、不謹慎ではないかと思う人がまだまだまだいたようでした。
わたくしが始めて登山用のキスリングというサックを使ったのは高校一年の時で、すぐボロボロになりましたが、最後に買ったキスリングは10年くらい前で、これはまだ新品同様で比良山麓のほうの物置にあります。京都ではロッジという店のサックが割合好評のようでわたくしも二つほど持ってますが、いまは使ってません。
サイクリング用のサックはなかなかよくて、走りながらでもサイドのジッパーを開けて中のものを出せます。わたくしの書斎には4種類くらいの背負うサックがあって、海外旅行などでも選択して持って行ってます。
このパソコンを持ち歩きする生活がおわれば、かなり異なったサックを持てるのでしょうが、いまのところは毎日毎日この重たいものをかつぐ生活がつづきそうです。

ちょっと違う話ですが、一澤帆布店の騒動がありましたね。あれ。さっぱり分からなくて、週刊誌もフォローしてなかったので、このあいだ連休で戻った息子に聞きました。こういうことには彼は大変詳しそうなので。やはりよく知っていてました。もともとやっていた三男のかたが従業員の全面的支持を得て、いまは一澤信三郎帆布という名前の製品として、新しく始めたようです。10分ほど説明を聞いて、スッキリよく分かりました。
研究の世界もおなじで、ともあれ頭の中にはいる説明を聞きたいものです。それがどこまで本当かどうかを検証するのは、とりあえず頭にはいる説明があってからでしょう。
最近新データを持ってくるラボの若い人達に良く投げかける質問が、やはりそれであなたの説明は?です。最近この質問が多くなってます。こちらが聞く前に説明をまずいって欲しいのですが。

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