ハングルと教会

昨夜は分裂酵母に関係のあるバイオテクノロジーの会社の社長さんと、大田(テジュン)市にあるおおきなバイテク研究所の理事長さんもまじえて食事をしながらよもやまばなしをしました。やはり捏造問題は話題になりましたが、韓国側研究者の意見は予想通りでしたし、これに関する意見の相違はありませんでした。ただ韓国政府はこのヒトクローンに対する特別研究費はもうださないと考えてるようです。事件としてはまだ進行中でしょうが。韓国では国のGNPの3%以上(聞き間違いでなければ)を研究開発費に出してるようです。力こぶが非常に入ってることは間違いないし、色んな意味で急速に力をつけつつあり、ワールドクラスになるのは時間の問題でしょう。町を走る車のレベルと乗ったときの印象から見ても、技術レベルの高さは日本とそう変わりがないでしょう。日本はまだまだ先をいっていますが、だんだんその差は小さくなるでしょう。安心してればこの急速に力を付けてる国に予想よりずっと早く肩を並べられるようになるかもしれません。韓国にとってはそれほど魅力のない国と言われないようにせねばなりません。

ハングルについて一つ気がつきました。ハングル文のなかにアルファベットも漢字も混ざらないのです。当たり前のことでしょうが、日本の文章は、漢字、ひらがな、カタカナ、それにアルファベットが混ざりますから、4種類です。この違いは面白いです。今日誰かにその理由を聞いてみたいと思いました。数字はハングル文に混ざってましたが。日本人は折衷的なものに平気なのでしょうか。

もう一つ、きのう学生さんから聞いた話しですが、韓国では熱心に教会にいく家族が多い。毎日、早朝に行く人達も多いとか。これは基督教に限らずで、ホテルの前の禅寺でも早朝4時から本堂を開けて、信者さんが拝みにくるということです。学生さんに聞いたのは、この熱心な教会にいく親たちが子供達に絶対熱心な教会へいく異性と結婚して欲しいと言うそうです。これは教会にいくひとたちの若者のあいだでの共通の悩みだそうです。なるほど、日本でもあるでしょうが、でも頻度はずっと少なそうです。韓国の基督教信者は30%と聞いてましたが、これほど熱心な人が多いとは(つまり日曜だけいくひとでは駄目らしいです。毎日に近くないと)聞いてましたが、この国に来て実際にきけばなるほどと感嘆しました。

あと韓国のほうが一般的にアパートの居住面積は広いらしいです。わたくしは、ひとこと韓国は地震が無いからと、返事してしまいましたがホントのところは知らないのです。耐震基準は日本とどう違うのか。

きょうも一日深夜まで忙しいので、いま朝ですが、とりあえず投稿することにしました。妻は今日は夕方まで、わたくしと別行動です。妻もわたくしと違った興味をもちつつ満足してるようです。陶器のショッピングにまた来たいとわたくしは強く思いました。

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