9月になってからある学会で基調講演を頼まれているのですが、その要旨を書くようにという催促が、学会をオーガナイズしている会社の担当者からもう2回きています。でも、わたくしは、講演の要旨を書くのは依頼時に頼まれていない(と記憶する)ので、返事をしません。無視しています。こういう基調講演みたいなものの、要旨を書けといわれても困ってしまうのです。まだ3ヶ月も先だし、どんな話しをするか8月になったら考えようとしているのですから、要旨などいまは書けるはずもありません。だいたい講演タイトルだけでじゅうぶんなはずなのですが。困ったものです。担当者がこのブログを読んで、催促をやめてくれるといいのですが。
今朝のイングランドとスエーデン戦は見ごたえがありました。眠いので、部分的にしか見ませんでしたが、迫力のあるしかも展開が分かりやすい試合でした。スエーデンは点が入りそうになると、そういう気配が出てくるのですね。素人目にもその力強さと、ゴール際での激しい戦いぶりがわかります。結局、引き分けでした。両方とも一次リーグは突破とか。イングランドが40年もスエーデンに勝てないとか、信じられないような気もするし、なんとなくうなづけるものがあります。スエーデン人には非常なスケールの大きさを感じさせる人達がいます。
ここのところ、沖縄での成果の論文と京都での研究の成果の論文を並行して書こうとしているのですが、なかなか難しいものです。片や細胞、片や染色体を考える違いですが、京都のは細かいところまで熟知しているので、何が新しいの、何が新しいと主張するべきが自ずとわかるのですが、沖縄のはそうはいきません。データははっきりしていますが、その意義はすぐには分かりません。分かったと思っても、間違ってる可能性が高いでしょう。
このG0細胞というのがまだまだ分からないのです。
でもまだまだ発表には早いものの、いろいろと先駆的な発見が機能解析から出てきたので、いま書いてる論文もその余波で随分書きやすくなりました。というか、自信を持って主張ができる論文になりつつあります。
京都のほうのは、まだデータが出きってませんが、でも相当に有望な話しになってきてます。
今週末から、米国に行きますが、帰ってきたら、落ち着いてこれらの論文と格闘できるでしょう。
例の論文の編集者への手紙受け取ったとの返事も来ないのですが、アシスタントに聞いたら、どっかの学会に行ってしまって、返事が出来ないとか。
そういえば、いま京都でやっている国際会議にもずいぶん有名ジャーナルの編集者が来ているようです。