寝坊して、半分だけでしたが、日本がブラジルに敗北する試合を見ました。
予想通りというか、それでも前半わずかの時間は夢が持てる展開でしたから、無残な負け方ではなかったのでしょう。試合が終わった後で、中田ヒデ選手がグランドで涙を流しているのは印象的でした。多くの人の記憶に残るでしょう。それと、川口の怒りというか叱咤も表情とともに記憶に残りました。サントスや中村は派手な表現はないけれども、一生懸命やってるのがよく分かりました。しかし、ブラジル相手ですから、上手という印象がなくなってしまうのも印象的でした。
ホッとしたのは、マスコミ論調のどこにもジーコ監督を非難するものがなかったことでした。この監督責任については、ジーコご自身が見事な説明をしていると思いました。これまでのジーコの長年にわたる日本サッカーへの多大な協力を感謝したいとおもいます。日本がジーコ監督に礼儀深く対応することが、日本がこれから強くなるための第一歩だと思います。
なんといっても、すべてはオーストラリア戦でした。ジーコ監督がいったように、この試合が最後で、ブラジル戦が最初だったらずいぶん違った結果になったのではないでしょうか。勝ち点1で最終のオーストラリア戦に向かったのなら、たとえ引き分けでも、ブラジル以外の3チームが勝ち点2になったのでした。惜しかったとおもいます。
ドーハの悲劇というのがありましたが、今回は第一戦のオーストラリア戦が、本当に残念でした。審判の誤審や、最後の8分間の信じられない乱れが、語り継がれるべきことなのではないでしょうか。悲劇では決してなく、残念、なんでこんな事が起こったのか、そういう深い口惜しさをいつまでも憶えていることも大切かなとおもいます。
さて、国際会議のほうは本日で終わりです。
明日からは米国に行くので、一足先に研究室に戻りました。
メールの返事を中心にやりました。
それほど仕事もたまってないので、短時間ですみました。