最終日は午前中で終わり、ホッとした気持とこれが最後の参加かもしれないな、などと悲観的な気持が交錯しました。次回のオーガナイザーは、JK,SB,RRさんとなりました。
沢山の人達に、今はどんな風に生活しているのですか、聞かれました。先回りして冗談ぽく、研究室が二つになってしまったリタイア後の生活はいかがですかなどと、わたくしの気持ちを忖度した心遣いのあるかたちで聞かれたものです。みんな知人は気にしてくれてるのだなと、ありがたく思うと同時にそう思われてるうちに消えるのがいいのかな、などと思ってしまう面もあります。
それにこのブログはみなさんよく知っていて、わたくしが書いてることは知っている様でした。しかし、さすがに読んでいる人はほとんどいないようでした。ただ、自動翻訳で読んでいる人もおられます。わたくしの退職後の社会参加であるという説明でまあ分かって貰えるのでしょう。
荷物事件で懲りたわけでもないのですが、Kさんの好意もあり彼の車に乗せてもらって、ロスに向かいました。途中で簡単に中華風の昼飯を取り、ナビのおかげもあり順調に向かいましたが、やはりロス近辺のあたりから渋滞がはじまり、結局着いたのは4時半くらいでしたか。砂漠の景色に緑の色が増えだすと温度も低くなりました。ロスの温度は快適でさわやかでした。
UCLAキャンパスはビバリーヒルにも近く、かなり気分のいいところにあります。ここで教授をされているTさんが迎えに来ていただき、ホテルに向かいました。その後、Tさんのラボにいき、今回の訪問の目的であるマンダラプロジェクトで分かってきた脂質修飾関連遺伝子の相互作用というか、ネットワークの存在について、データを示して、議論をしてもらいました。
そのあと、近くのお寿司さんやでラボの若い人達をまじえて、それにKさんも合流して、四方山話をしました。カメラに詳しい人がいて、わたくしが今回の旅行直前に買ったFujifilmのデジカメF30を見てくれて誉めてくれました。なんとなく決めたのだけれども、いい買い物だったのだとわかって安心した次第。
それからなんと、レストランの前でFEさんにばったり会いました。ちょっとでも会えるといいなと思っていたので、なんとも言えない不思議なことでした。十数年ぶりだと思います。
ホテルにはネットの設備がないので、この文章をどこで投稿できるかは分かりません。たぶん、あす午前にいく、ロスの空港のどこかにあると期待しています。
これを書いてから、ホテルの部屋の電話機を使って昔使っていた、AOLのサイトにつなげたら見事一発でつながりました。ということは、この間毎月お金を払っていたのですが、まあメールチェックも出来るし、ブログも投稿出来るし、保険の掛け金みたいなものかなと思った次第です。