きょうは来客があるので、朝のうちにこのブログもすませておきます。
わたくしはいわゆるウイークエンドハウスというかセカンドハウスを自宅から30分ほどの山沿いに持っている。琵琶湖も比良山も見えるもじどおり風光明媚、のところにあり、ここで週末は畑で遊んでいるわけです。仕事もするので、仕事場的な感覚でもいて、そこにいたら仕事のことを忘れるのでなく、仕事と遊びが自分のなかで渾然一体となるのが目的でもあります。
この土地をみつけ家をたてるまでの経緯は、小さな本がすくなくとも一冊書けるくらいの豊かな内容があるのですが、きょうは忙しいのでそれに触れる余裕はありません。ただ、わたくしがそのような週末小屋(最初の構想)を手にしたいと願いだしたのは、ニュージーランド旅行の後だから、かれこれ10年は経ってるはずです。家族に旅行のあとでわたくしの決意を語ったのですが、妻も含め家族からはまったくなんの反応もなかったことをよく覚えております。
その後の孤独な努力(結局わたくしは家でもラボでも男のロマンの初期の部分では常に孤独です)については、世の男達に共通したものだと思います。しかし、そのうち妻が土地探しの実利部分(ハイキング)についてくるようになって、わたくしの構想の聞き役になってくれました。土地探しは何年やったことでしょう。お金がたりないのと、自分のイメージがきっちりあったので、それがみつかるまで非常に時間がかかりました。しかしひょんな事から、すばらしい土地(わたくしには)が見つかりました。それがすばらしいことが妻にわかるまでに1年以上はかかったでしょうか。
そんなこんなのいろんな思い出があるのですが、きょうは午前中からでかけて客人のN夫妻を迎えます。この時期すべてのものが息吹き自然全体がいちばん華やかに見える時期です。畑や木々の手入れにも忙しい時期です。
行く前に論文にすこし手入れをしたり、メールを書かねばなりません。
そういうわけで、きょうはここまでにします。