信楽の78才、36才、29才

昨日は妻の多大な協力もあり、N夫妻客人のもてなしが十分できました。感謝。研究室からも、T君、K君が参加。天気もよく、琵琶湖を広く一望にできる展望のよいところまで散歩。その後、湖岸まで。誰もいなかったが、その代わり河口のところに大小いろんな鳥が多数たむろしていた。魚がいるのだろうか。鵜はこのあたりではめずらしい。なぜか一匹おじゃま虫のようにトビが、水の外で仲間入り。トビ、こいつはほんとに変な鳥だ。なにを考えてるのか分からない。単に横着で、腹がへってるだけなのか。

夜遅くまで、のみ、くい、よくしゃべった。鯛めしのできがとてもよかった。
きょうは、昼頃から、琵琶湖大橋を越えて、信楽まで。

かれらにあのあたりの良さを味わって貰いたかったのと、わたくし自身しばらく陶器店「有楽」にごぶさたなので。若者3人展とかで興味あった。あと、いろいろ議論のあるMiho Museumにも。しだれ桜はまだまだきれい。スギゴケが大量に増えてるのに気がつく。
有楽の3人展は、36才の二人はかなりいい線いってる。よい個性あり。おひとりのはもう前からいくつか買ってあった。36才とは知らなかった。これからが楽しみだが、芸術派で生きようとすると、さぞ生活が大変だろうな。29才のかたのは、エネルギーは相当ありそうだが、まだ個性が型になってないので、購買者には難しい。これからどっちに向かうのか。

お茶を飲んでいた先客数人のうちのおひとりが後で聞くと無形文化保持者のSさんとか。78才なのだそうだ。軽やかな雰囲気でまだまだ立派に現役という感じ。わたくしも一点、非常によいものを頂き物だが持っている。

29才くらいで頭角を現して、78才でもまだまだ現場でやっていける、わたくしが頭の中に描いてる人生がこれだ。わたくしの場合最初の条件は満たせた。わたくしが師と仰ぐAK博士は79才だがまだまだ現役。どうすれば実現できるのかはぼんやり見当はついている。しかし、日本ではきわめて難しそう。それを達成するのがチャレンジではないか。話しがそれたが、陶芸の世界には親近感をもてる。有楽のご主人は損得抜きでの陶芸家の味方。本当にえらい。
N夫妻も興味深そうにしていた。

有楽のあとアンティークの「まるき」へ。久しぶり。ご夫妻とお茶をいただきながら雑談。伊万里のお皿を数枚買う。それに安価な招き猫を一体。
夕方にN夫妻の泊まる岡崎の宿まで送る。彼らに便乗してすっかり遊ばせて貰った週末でした。

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