きょうは健康診断で朝から何も食べない、飲めないが午後4時近くまでつづいて、元気がでませんでした。
この健康診断よくわからないもののひとつで、若い頃は深く考えずにいましたが、わたくしの欧米の知人はだれもそんなもの知らん、というので、調べだして以来、わたくしの頭の中で珍しく煮え切らない態度で接しているものの一つとなりました。
頭では意味がないのではないかという考えと、まあ一年に一度くらい自分の体のことも考えるのはいいかなとも、おもうのです。
それできょう受けていま帰ってきた直後の印象は、しんどいな、来年からはもっとお金をだしてももうすこし安楽に受けられるところを探したい、というものでした。
それに、わたくしはもう40才前半からある値がかならず要精密検査とでます。それで最初の頃は受けましたが、ほとんど意味がない対応しか受けられなく、また値もこの20年間まったくかわらずです。きょうも問診で、医師がもう20年も続いているのですかと、しげしげと見られてものです。わたくしとては、この値は最初の測定からまったく変わらないので、20代か30代の若いときからなら、30年、40年、要精密なのかもしれなかった、健康のつもりでも、自分体はわからないものだと思っているのです。
他にも、いけない値があるので、わたくしは明日ばったり倒れるか、使い物にならない人間に明後日なってもおかしくないのです。少年老いやすく学成りがたし、日暮れて道なお遠しでしょうか。関係ないような気もしますが。
阪大杉野事件の続報で、研究科が科研費の支出の停止を決めたとか、報道がありました。当然の処置なのでしょうが、ただ研究室のメンバー達はどうなったのか、いったいどのような研究生活をしているのか、まったく罪のないどころか、被害者でしかない、彼等はどのような状況にあるのか、わかりません。
報道があったらいいのですが。
マスコミ関係者とは、このことでずいぶん話しを聞く機会があるのですが、杉野研究室の関係者と話している気配があまりありません。努力をすれば会えるとはおもうのですが、その段階に至る前にあきらめてしまうようです。学問のカーテンというか、厚くて中は分かりにくい世界のようです。特に文系出身のマスコミ人にはきつい事件のようです。まともな想像力が、この事件には働きにくいようです。
最近はわけのわからないことをいろいろ経験しています。しかし、経験していることの8割はここに書けないのが残念です。
こういう経験はわたくしが京大を退職してからできるようになりました。わたくしはいまのところいわゆる正規雇用でなく、非常勤で有期の雇用者なのです。それで、組織の決定にはまったくかかわれません。おかげでこういういままではできない経験ができているのかもしれません。
しかし、そのうちの一つは、わたくしとしてもなんらかの行動をそのうち起こさないといけないと思いだしています。ただ、そんなことをすると、小沢一郎さんみたいになりそうですが。
小沢さん、重病ではないとしきりに周辺はいっているようですが、やはりいけませんよね。
政治家が健康状態をはっきり言えないのでは、疑心がつのって、首相のような責任ある地位目指せるのでしょうか。すべてつまびらかに言えば、かえって信頼感が増すかもしれないのにと、思います。レーガン大統領などはしょっちゅう色んな病気をしていたようですが、もっとも信頼を受けていた、大統領だったでしょう。やはり首相になったら、体のことはあけっぴろげに言ったほうが国民も安心するでしょう。