昨日午後、比良山麓のほうに来たら、Hさんが最近鹿の出没がはげしくて前夜懐中電灯で夜の水田あたりを照らすと20匹以上はいたとの話しでした。それから森に入って、ドングリを食べてるようで、器用にドングリのいがを取ってるそうでした。
そうすると、わたくしが庭のドングリを草原にまいたのは食べられたにちがいないと、きょう点検したら、案の定全部きれいさっぱり食べられていました。食べたとおぼしきところにはたくさんの鹿の糞がありました。
昼頃、カリンの木に一匹、樫の木に一匹、ヘビがいました。枝とそっくりなので、すぐは気がつきません。こちらを見ても逃げる気がまったくありません。ノンビリと枝のうえを這っていました。一匹は短小で、もう一匹は結構長かったです。
昨夜、ストーブをつけましたが、デッキにあった薪を室内に入れたときに小さいカエルも一緒に入れてしまいました。ほっておいたのですが、夜寝てから,階下ですごい大きな声で鳴いてました。ちょっと聞いたら、カエルとはとうてい思えないような、音でした。
むかし、DNA学のすすめという本を書いたことがあります。20年以上前のことです。ブルーバックスという科学技術関係の新書版の本の一冊です。これを新しくしないかと編集の方にいわれて、いました。
本当は今頃は作業が佳境に入っていないといけないのですが、まださっぱり始まっていません。折々に考えるのですが、時間がひねりだせないのです。端的にいえば心の余裕がないのです。これではいけないのですが。
たぶん、あと残った博士の学位の必要な人たちのうち、あのふたりが済めば作業に入れるような気がします。その時がいつくるのでしょうか。なるべく早く来ないかと思ってるのですが。
高校の補講の事件、だんだん分かってきました。
ようするに、話題作りとルール順守の呼びかけ、なのでしょう。これで、いまの高校が受験対策という大義名分でルール違反をやっていたことが白日にさらされ、ルール順守が起きるでしょう。お上からのお達しが良く通る、つまり、地ならしが行われるでしょう。このルール違反は事情通にはよく知られていたことなのでしょうが、見逃されていたのでしょう。
官庁や大学における空出張は15年くらい前にはよくあったのですが、いまはまったくないでしょう。それと同じで、必須科目に必要な時間、授業しなければいけないのですよ、というかたちで高校の自主性というか勝手性の高い受験対策的、授業計画がこれで粉砕されるのでしょう。過渡期の高校生は補講で可哀相ですが、高校が勝手にルール違反をするのはまずい、という流れには背けないでしょう。
しかし、これで何が起きるのか、それは知りません。何もいいことは起きないような気がしますが、いまどきの高校の授業はどうなのだという、ことを考えるいい機会なのでしょうか。しかし、テレビで聞く、この問題についてのコメントは実につまらないです。そんなつまらないことを言うために、テレビ局に来ているのか、と言いたくなるくらいです。外部から見ると、高校の授業なんて言うのは、秘境なのかもしれません。それくらい、よく分からない世界みたいです。