いつもと違う、こどもの日

TK君はブログを見て自分の論文アクセプトのことがわかり、さっそくわたくしに大喜びのメールが来た。興味深い通信手段としてのブログの効用を理解。長崎にいったAY君からは論文通って良かったですね、とのメールあり。TK君は院生8年目ですから無理無い。最初の筆頭著者の論文が、わたくしとの二人の著者なのだから、時間がかかってもこういうすばらしい結果がでれば、本人も周りも納得でしょう。かれのここ2年くらいの成長は過去の停滞を打ち破って、いまは年相応かそれ以上の研究能力の持ち主となった。
院生9年やった(実際にはできないので最後の1年は別待遇)NK君のレコードを破れそうなひとがまだひとりいるが、みんな素晴らしい研究成果をあげているし、研究能力の向上も素晴らしい。昔はまったく考えられなかった新現象。
今年のこどもの日はいつもと違う。大抵、連休中の子供の日は研究室全員を昔は自宅に、ここ何年間は北小松に招いていました。天気が悪かったことはないので、わたくしは天気男ということになってました。準備は大変(特に妻が)でしたが、とても楽しいものでした。しかし、昨年このパーティはこれで打ち止め、と宣言して今年はやりませんでした。教授をやめると、いろんなことをやめていく必要があるようです。
そのかわり、この連休は娘の孫たちと一緒で楽しませてもらいました。
赤ちゃんですから、子供と言うにはまだですが、でも個性の片りんはでていますし、眺めたり、時には抱いたりしてる程度ですが、面白いし、刺激があります。息子Tはなかなか遊ぶのがうまくて、楽しそうに交流してました。やはり年が近いのでしょうかね。
夕方、自宅に戻りました。あさってから、娘たちは三重県の方に揃っていって、お披露目です。向こうのお父さん、お母さん、親族のかたがた首を長くして待ってるということです。

わたくしは、意識的によく子供っぽいというか、むしろガキっぽい態度を研究室で取ることがあります。それなりに注意して、そういう態度を取るときは決めてある状況があるのですが、そういうわたくしを始めて経験する院生はびっくりするようです。カルチャーショックですね。えらいはずの先生が突然ガキっぽいことをいいだすので、ええっ、どうしたの?という感じになるようです。場合によっては、自分でも制御できなくて、つぎつぎにガキっぽい言葉がでるので、自分でも、あれあれ、なんて思うことがあります。これはわたくしなりのブレーンストーミングで、こういうことをやると、なかなか良いアイデアがわいてくることが多いのです。相手になる院生は普通の常識があれば、そのうち慣れてくるはずですが、慣れなくてもわたくしはかまわずやってしまいます。昔からの友人が遊びに来たときなども、にたようなことをやることがあります。つぎつぎにアホな馬鹿話をして笑い転げるようなことがあります。そういう後は気分爽快でなんか元気が出てきます。
子供の頃にチャンバラごっこが好きで、学校がひけたらそのあと暗くなるまで、森や畑の一角でやっていたことを思い出します。思い出しても、一番遊びに耽溺した頃です。チャンバラといっても相手がけがをするようなことはしていけないし、遊技には一定のルールがあるのでしょうが、でも結局は戦争ごっこみたいなもので、一騎打ちや集団での戦いがあって、心がワクワクしたものです。結局、その頃の遊びを研究室でやりたい、議論の格闘技をやりたい、そういうことですね。議論といっても大抵は研究上の議論ですが、それを出来たら、格闘技的チャンバラ的に楽しみながらやりたい、そのためにはわたくしとしてはガキ的言動をせざるをえないのです。ここで注意して欲しいのは、「子供的」な言動ではないことです。わたくしは、ガキ的にはなれますが、悲しいかな子供の持つ純な言動の真似がもう出来ないのです。

でも話す相手が変われば子供ぽくなれるような気もします。そのうち、小学校の4年生か5年生あたりを相手に研究がいかに面白いかお話をするための行脚をやってみたでいす。

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