JAL商法、沖縄市のレストラン、大学院大学と内閣府

今回は関空でのJALの40分の遅延を「出発時間変更です、ご注意ください、ご確認ください」、といい換えるせこい商法にムカッとしましたし、ホテルでもすごい臭いの喫煙ルームに入れられ、部屋を換えてもらいましたが、レセプションの対応はまったくまごころのないものでしたが、何回泊まってもいつものことなのでそれ以上は気にしないことにしました。

素晴らしい快晴でしたが、思いのほか気温が低く朝ホテルのそとに散歩に出たら、シャツ一枚でしたので、おもわずぶるぶるとくるくらいでした。
昨日の夜は、みなさんと初めての店に行きました。住宅街の一角にありウサギの絵が看板にありましたが、なかなかインテリアのしゃれた店で気に入りました。食べ物の味もよく、おいてあるお酒も趣味がよろしい。
色んなことが話題になりましたが、そのひとつは恩納村に移ると、こういうレストランは周辺にまったくない、どうしたものだろうというものでした。沖縄市は沢山のレストランが散在していて、まだまだ行ったことのない場所は沢山ありますし、値段はどこも安いかリーズナブル程度です。沖縄市はうるま市の隣にありますが、そういうレストランのほとんどないうるま市とは断然異なって、しゃれた店が多いのです。
恩納村にある予定地は現在まだ山林ですし、レストランも近寄りたくないホテル群のが主たるものです。
候補地の一つだった中城の元米軍ゴルフ場(そのレストランに非常に近い)だったらどんなに良かったか、ということで話しが盛り上がってました。わたくしも同感です。どういういきさつか知りませんが。キャンパスはやはり見た目を重視したのでしょう、それに敷地がずっと広いのでしょう。数十年たてば大変発展すると判断されたのでしょう。

しかし、この沖縄の米軍基地いったい今後どれくらい存続するのでしょうか。その期間をどう見るかが、この大学院大学構想と密接にかかわるような気がしてなりません。5年後の完全返還は誰も予想してないでしょう。しかし、20年後にすべて返還されてなかったら、主権国家日本は顔色を失うでしょう。歴代の首相、安倍首相もそう思ってるはずです。大学院構想も結局基地返還のタイムスケジュールに連動すると予想するのが妥当なのでしょうか。
現在この大学院の構想の胴元は100%内閣府の管轄下でして、文科省は表向きほとんどかかわっておりません。内閣府は沖縄振興の責任を担っているので、米軍基地が沖縄の枢要な土地に居座っている限り、その沖縄における任務は続くのでしょう。全国の自治体も沖縄の「特別扱い」に対して米軍基地を押しつけている以上、文句を言えるはずもありません。そういうわけで、内閣府は今後基地の完全返還があるまではこの大学院大学を「しっかりと」(安倍首相の口癖です)背負って行かざるをえないというのが、行政責任にもとづく予想となります。

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