大阪大学生命機能研究科での講演

きょうは花曇り、朝見る家のそばの桜並木は満開でした。
駅まで歩く途中庭で桜を育てていたけれどもあまりに巨木化して、無残に切っているのを二三カ所見かけました。桜切るばか、梅切らぬばかとかいうことばを思いだしました。わたくしは、後者のばかのようです。

今日は夕方、大阪大学の生命機能研究科で講演します。タイトルは「分裂しないG0細胞はいかにして生き続けるか?」というものでして、沖縄での研究の紹介をするつもりです。Hさんの招待です。
いっとき、わたくしがひどく阪大を批判してると思っている人達も多かったようですが、わたくしは組織を批判するときは当局、もしくはその組織の体質についてやってるつもりです。阪大の捏造事件もけっして全部おわったわけではなく、くすぶっている問題もあるようですが、二つの捏造事件ともいまは客観的に議論出来るための資料を大学側が作ったわけですから、一時よりはずっと風通しが良くなったことは事実です。
しかし、そんなことをしゃべりに行くのでなく、純粋に学問的講演をするためにいくのです。
この沖縄でのG0プロジェクトの研究も始めてから3年がたちかたちになってきましたので、いろいろ議論や意見を取り入れたい時期に来ました。
ファイルを見ると、この問題だけで講演をしたのは去年の9月からで、このあいだの沖縄でのワークショップでの30分の講演も入れて今度で5回目になることに気がつきました。海外ではまだフルに話したのは、一回しかやっていません。

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