ハナミズキの記憶、仕事の報告会二日目、連休入り

けさも早く家の周りをすこし歩きましたが、八重桜がおわりつつあって、そのかわりハナミズキが沢山咲き出しています。最近、街路樹でハナミズキは非常に多いです。
わたくしが最初にハナミズキを見た強い記憶があるのは米国の東海岸でして、フィラデルフィアの郊外の立派な家の並ぶ地域でひときわ目立つ大木の花をみてあれはなんの木かと友人に聞きますと、American dogwoodといわれました。1970年の頃です。
Dogwoodというのがその後記憶に残っていて、後にそれが日本名はハナミズキといわれる、ミズキ科の樹木であることをしったものです。
モクレンやコブシともどこか似ていて、春が来ると見事に咲く花、という記憶がありました。やはり最初に見た印象から、米国由来の木というふうに思っていました。
30年くらい前に自宅を持てるようになったときに、ハナミズキも欲しかったのですが、当時は相当な値で諦めたのを思いだします。そのかわりヤマボウシというミズキ科の木を買いました。しかし、ヤマボウシはまず葉が出てそれから花が咲くのですが、ハナミズキはまず花がが咲いて、そのあとに葉がでますので、印象はぜんぜん違います。
この木はいまでも坂本の家にありまして、きょうあたりやっと葉がつきだしています。花は葉に隠れて地味について、2階の上から見ないと分かりにくい。

花と言ってますが、ミズキでは本当の花は中央にある地味なもので、周辺の大きな萼のことを花と言ってるのですね。
かつて希少価値のあった、ハナミズキも今やどこに行ってもある、街路樹になってしまって、見あきてしまうかもしれません。というかわたくしも、もう食傷気味です。でも注意深くみるとやはり可憐なきれいなはなです。
なぜDogwoodというのか、今回ネットで見て始めて知りました。かつてこの木の皮を煮て、犬のノミ取りに使ったのだそうです。ちょっと無粋な名前ですね。

仕事のはなし、二日目無事に終わりました。いろいろ感じたことはあります。
ひとりずつ、聞かれれば本人言いますが、聞かれなければ言わなくてもいいことが多いですね。
教育とはいっても、このレベルにまできてる人達ですから、キャッチボールみたいなもので、向こうから球がくれば、もちろん返します。
こちらから球を投げても、返ってこなければ、そこで止まってしまう、という類の教育になります。研究推進ではそんな悠長なことは言ってられない場合がありますから、教育と研究推進とは似ていて別物です。

わたくしは、これから歯医者にいって、そのあとは打ち上げの食事会です。
明日から、連休です。いろいろ考えるのに非常にいい時期となりました。
馬車馬のように働かねばならぬ溜まった仕事もないので、気分がよいです。
しかし、連休あけには二つの論文について、ほぼ完成したいなとは、おもっていますが。

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