はじめのはじめ

ブログなるものがあって、これを日記代わりにしていろいろ感想を書くと、誰かが読んでくれて、場合によっては感想なるものが送られてくれるらしい。これは、面白い。やってみたい、と思っていたら、ブログを作るのは簡単ですよ、研究室のTY君がいう。彼は最近有限会社を作ったので、依頼したら数時間後に、メールでここのアドレスに行ってください。これでもうすぐ使えますよとのことだった。
ということで、この「始めの始め」なる開設の弁を書いてるところ。
わたくしは、この3月31日に34年間もいた大学を定年退職する。しかし、研究者稼業を辞める気はまだ全くないので、しばらく、世間の求めがあればそこで研究を続けていきたい。それにまだ研究面での面倒を見ねばならぬ博士学位未取得者が10人以上もいる。しかし、研究費がなくなれば、また世間の求めがなくなれば、「アウト」という「サドンデス」状態にわたくしがいることは間違いがない。
「先生、4月からどうするんですか?」といろんな人に聞かれる。これにうまく答えられない。
「沖縄に4月から住むの?」というものから「あの(具体名)大学に来年からいくのですか?」とか、いろいろ聞かれるが、毎回返事が異なるくらい、状況は自分でもよく分からない。はっきりしてることは、わたくしがやりたい具体的な研究内容である。しかしそれをどこでやれるのか、それとももうやれないのか、それが分からない。自分でいうのもなんだが、研究者としての能力は加齢で落ちてる面があるものの、一番大切な部分は10年前よりずっと上だと思うのだが、ともあれサドンデスで明日をしれぬ状態に追い込まれていることはたしかである。
こういう状態では、憂さも晴らしたくなるので、このブログなるもので、折々のわたくしの「休憩時間に」好きなことでも書き続けてみたいです。読まれる人がいたら、どうぞご愛読を。

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