ウイルス感染が原因の肥満

今朝は、比良のほうの水やりが気になっていたのですが、降水確率20−30%という予報を見て、しかたなく、いつもより早めに家をでて、北上して1時間水やりしてきました。ラボには平素より一時間遅れで到着です。そのうえ、午前中に8000歩も歩いてしまいました。野菜も木も青々して元気でした。いまアメダスを見たら、京都は青空なのに、比良あたりは夕立の激しいのが降ってるようですから、いく必要はなかったのかもしれません。

肥満の原因のひとつがウイルス感染によるのではないかという一見冗談のような記事、興味をひきました。ある種のアデノウイルスの感染で幹細胞が脂肪細胞になりやすくなっている、という話しですが、ほんとなのかどうかは知りませんが、しかしありえる話しです。なんとなく笑い話みたいな気もしたのですが、実はもう10年も前から米国のウイスコンシン大の研究者がいってることらしくて、ある種のアデノウイルスの感染と肥満とのあいだには相関関係があるというデータはかなり信憑性が高いらしいです。トリでも、マウスでも、ヒトでも結果がでているようです。

肥満はもちろん他にも色んな原因があるでしょうが、脂肪細胞を頻度高く作らせてしまう、ウイルスがその一つであるというは予想外ではありますが、肥満になってしまった人達の多くにとって大変ありがたい仮説なのではないでしょうか。世の偏見の眼のもとに生きているのですから。
ウイルス感染が原因なら、食べ過ぎとか不摂生とかそういうのが原因と思われがちな時に、有力な反証ともなりえます。むしろ病気というか感染の被害者だと。
わたくしの友達の一人は、奥さんとまったく同じ食べ物を食べているのに、自分はずっと肥満しているといってました。たしかに見た目に1.5倍くらいの大きさの差があります。彼等を調べれば、奥さんはウイルス不感染で彼はしていたのかもしれません。なおウイルスを肥満になってから退治しても肥満は治らないと、つれない返事を研究者はしているようです。この脂肪細胞をなんとかしないといけないようです。

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