このブログ、こんにゃくゼリー

まえにもこんなタイトルでこのブログのことを書いた記憶があります。いま投稿数が930回を越えて1000回まで2か月ちょっとになりました。1001回でこの休憩時間を終わるのはちょっとあざといので、1010回くらいまでやって、それから新しいタイトルで続けたいと思っています。そのタイトル名もだいだい決めました。気分が、すくなくとも、書く側のですが、変わります。
いまはウィークデイが3000くらいの訪問者数で週末が2000くらいの数になっています。コメントをとりませんので、どういう方が読んでいるかはかならずしも定かでないのですが、それでも先生、読んでますよ、と言っていただけるかたは割合研究者じゃない人が多いのです。女性も多いです。研究に縁遠い方が読んでくれるのは、けっこう励みになるのです。でも、そういう方はみな、難しい話は読まないようにしています、おっしゃられます。それで、このブログも難しい話は後のほうにしています。マスコミのかたもかなり読んでいるようです。文科省の新企画や大学での出来事なんかについての感想を求められることが割合多いです。そういうときは、おりおりに先生のブログによりますと、と言われますので、ああ読んでおられるのか、とおもいます。
わたくしは、研究にかかわる人が、お子さんとか配偶者とか知り合いとかそんな人達が読んでくれるのは大歓迎です。研究者というよくわからない人種の生活の一端がみえると感じられたら、ありがたいです。
本当はもっと赤裸々に書きたいのですが、どうもいまの若い子達は自分のことを書かれるのはよくないようです。それこそこのあいだの世界陸上のように意識すると成績があがらないとかでこのブログで、進行中の研究をする若者のプロフィールを書くと、もっともっとけたちがいに面白くなるのですが、プライバシーの侵害とか個人情報とか、そもそも実力が発揮できなくなるおそれが高いので、残念ながら触れられません。
わたくし、若い頃というか30代の頃はロスマクドナルドの私立探偵ものを耽溺して読んだものですが、ときたまああいう調子で、研究の世界を書きたいという衝動に駆られることがあるのですが、無理でしょう。仮名で書いたらスリルが無いし、実名で書いたらたら、たとえ対象人物を匿名でかいてもすぐ分かってしまいますから、むちゃくちゃ叱られるでしょう。そうおもうと、小説家のなかでも自分と周辺を赤裸々にする傾向の
作者はたいへんなのだろうな、とおもってしまいます。

ニュースによると、こんにゃくゼリーは危険なのでおとしよりと子供はたべないようにという表示が出るようです。
わたくしの研究室の自分の机の隅にこのこんにゃくゼリーあります。いま見てみたら、蒟蒻畑リンゴとありました。一個26キロカロリーでした。賞味期限があと一週間ですから、ダイエットにたぶん買ったのでしょうが忘れてしまってほとんど食べなかったようでした。ダイエットをする人には役に立つかもしれませんが、これで喉につまって死んだ人がこの12年間で15人とのことです。しげしげみると、小さな字で、のどにつまらないよう、よくかんでお召し上がりください、とありました。
ひとつ口にいれてかんでみました。噛めるけれどもひょろっと喉の中に飛んでいくような感もありました。妙に甘いので、やはりわたくしは好きになれません.

きょうはエジンバラから日本での学会で戻ってきているO君が訪問されたので、このあいだ通った論文関係者などもまじえて晩飯を一緒に食べにいきます。
それまでラボの三人がO君に研究の話をしてもらいます。それに懸案の論文もひとつ、あとで読んでもらおうと思っています。分野の違う人の意見というのは貴重ですから。

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