きょうは朝からバタバタとせわしないことです。部屋にも工事関係者が出入りしてきました。
京大の老年科はアンチエージングをひとつのスローガンにして診療するとは前日書きましたが、昨日の新聞で神戸大で美容整形が正式に診療科目となり、それはアンチーエージングを標語として掲げてるということでした。
京大老年科Kさんが送ってきてくれた資料に面白いことが書いてあって、医学部の四回生にアンチエージングのイメージを聞くと、多くが美容化粧とあり、次いで健康サプルメントや不老不死長寿ががくるのだそうですが、実際の平均74才の老年のかた達に聞くと、不老不死長寿がトップにきて、ついで予防医学内科治療とかで化粧品美容を上げる人はほとんどいないそうです。そうですから、神戸大学のは利用者は若い人壮年者までで、本当の老年層はあまり行かないのかもしれません。つまりアンチエージングといっても顔に出来た小さなシミやシワみたいなものとかそういうものを対象にするのでしょうか。京大のほうは寝たきりにならない、健康な老年期間を2年長くすることを目標にしてまして、実際の老年期の人が必要とするような医療を目指しているのでしょうか。更年期(おとこもあるのだそうで)を経過する壮年期から実際に老年に入った時期でなる病気をつなげて対象に診療しようとするのだそうです。糖尿病や高脂血症は当然としてこのあいだ触れた骨粗鬆症のようなものが例となるのでしょうか。更年期の時に、将来は骨粗鬆症になりやすいと、検査結果がでてそれに前もって予防医療をする、そういうかんがえですか。まあ、美容整形とかお化粧も似たような考えであるんでしょうが。
ビルマ(ミャンマー)での政治状況はかなり危機的のようです。中国のバックがなければいっぺんに軍政はつぶれるのでしょうっか。
中国はなにがなんでも権益をまもりたいのでしょうか。日本人のジャーナリストが至近距離正面から心臓を銃弾で撃たれたとのいたましい報道です。このあたりでの日本の政治的存在は希薄なようです。今回は、ブッシュ大統領が国連でも怒りの演説をおこない、独裁者達の米国での銀行口座を凍結したようです。ビルマの為政者の腐敗は極めて進行しているようなので、日本も明確な政治シグナルを出すべきなのでしょうが、福田首相のこの件についての応対は冷ややか、無関心とみうけました。しかし、ジャーナリストが射殺されたので応対はかなり変えざるをえないでしょう。
それで驚いたのが朝日の朝刊で、ビルマの政治状況の解説記事で、ブッシュ大統領が軍政を毛嫌いする、という表現があったことでした。毛嫌いとはたいした理由もなく、嫌うという意味のはずです。どういうことでこの毛嫌いが記事の中に出てしまったのか、わかりませんがちょっと米国大統領が軍政を毛嫌いするというのは、どう考えてもまっとうな人間には頭にはいりません。まっとうな感覚なら、だれでも軍政が好きなひとはいないでしょう。
いまあと5分ほど時間があるので、このあいだ来られたジャーナリストと共産党が変わってきた、という話をしました。全国の小選挙区で候補をださないとか、それに小沢代表に参議院で投票したとか。かたくなな態度からかなり柔軟になってきました。志位書記長でしたか、このさいいっそのこと党の名前を変えたらいかがでしょう。
けさ通勤時に考えた名前ですが。
日本共生党、いかがでしょう。
これまでの名前ともにているし、内容的にも共産と共生にたりよったりの概念でしょう。
民主党、福田自民党の基本政策概念のパクリですが、でもいまは政治はみんな互いにパクリあいの時代でしょう。いい機会です。
それはさておきまっとうな左翼政党がいまいちばん欲しい時代です。共産党だけは論外とおもっていましたが、なにごとも例外は置かないで考えれば、共産党がまともな左翼政党になるチャンスは今かもしれません。ぜひ共生党とでも古い共産党の殻を捨てたらどうでしょう。
科学行政にも新機軸の政策をだしてください。そうならわたくしも投票したくなります。