これからヘルシンキ経由でオスロまで行きます。着くのは翌朝になりそうなので今のうちに投稿しておきます。
前回ヘルシンキに行ったときにはのんびりと関空に一時間前に着いてカウンターにいったらわたくしが最後の乗客とかいわれて、叱られるというかカウンターが閉まる直前だったので、今回は2時間前に関空に着きました。日曜なのか、混んでます。荷物のX線検査の列が長い。
このフィンランド航空は前回、疲れないので気に入りました。ヘルシンキまで10時間くらいです。特に今回はオスロですから好都合です。
わたくしは割合もの持ちがよくてスーツケースは長年にわたってサムサナイトのプラスチック製、機内持ち込み可でかつギリギリの大きさのものを使ってましたが、ボロボロになってしまったので、昨年からスイス製の布のを使ってます。例のスイスアーミーナイフを作る会社のです。車輪が優れものでかなりの長距離を引っ張っても疲れないしいい感じです。ナイフとかは機内持ち込みはどんなに小さくても駄目なので、こういう会社も大変でしょう。今回は、機内にもたずに預けましt。たぶん大丈夫とおもったからです。
お金はノルウエーはクローネですから現地で換える必要があります。日本からいくとかなりの物価高を感じるはずです。ノルウエーはお土産もほとんどないので、それに後でギリシアにも行くので、なにか小さな民芸品でも買いましょうか。ノルウエーには20代のおわりに最初に行きました。定番のコンチキ号博物館、ムンクの叫ぶ絵などが記憶に残りますが、その次は、妻と一緒でした。オスロからコペンハーゲンまで夜行船に乗りました。なかなか良い旅でした。そういえば、最初にいったときも同じ航路で船に乗りました。その時は最低料金の座でしたがさすがに二度目ははりこみましたが。今回はただ学会に出るだけですから、町を運動のために散歩するくらいの見物しか出来ないでしょう。
それにそもそも、このような研修旅行では遊ぶとか観光の日をとることは禁じられています。なんともお堅い話ですが、京大はすくなくとも現在は観光を追加することは、自腹ではらっても絶対駄目です。沖縄のほうはOKですが。ただもちろん自前で滞在費を払うのですが。
ワールドプレミアムとか外国人を呼んで教員になってもらうとかいいますが、学会の参加前とか後とかでの自前での観光を認めないのであれば、外国人はだれも来ないでしょう。流行っている外国の研究者はほとんど一年中旅行しているのです。その旅行は学会参加と私的なものが渾然一体化してるはずです。だから、私的なものをまぜてはいかんと、いわれたら、誰もが困ってしまうでしょう。
日本では、いっぺん帰国してそれから自前で飛行機代をはらって、それで行きなさいというルールなのです。研究者は幅広い経験をすることによって成長するのですが、それが出来ないのが、せせこましい日本の大学です。このあたりの制度を残して、大学を国際化するなどはしょせん難しいものがあるのです。