今日もまた、快晴。比良の山々の新緑模様はいくら見て見あきない。風はさわやかだが冷たいくらい。水田の作業は今日はほとんど無く、人気もすくない。しかし国道のほうはさすがに忙しく、騒々しい。赤ちゃん達もこの家になじんだのか、機嫌がよく活発。
朝、2階廊下でパソコンを打っていたら、障子の向こうでひらひら、かさかさと音がする。なんだろうと思って障子を開けるとツバメが素早く部屋から出て行きました。布団を干していたので、窓が開いていたから中に飛んできたのでした。それから、何度もかさかさ、ひらひらと音がして、一度は部屋の壁にきれいな色をしたツバメが止まっていました。
ツバメに好かれたかな?と嬉しく思いました。ツバメは聖なる鳥、幼児の時にインプットされた記憶は消えません。
家族も騒ぎだし、家の外を眺めてるうちに、屋根直下の空気入れの小さな空間で巣をつくろうといいう試みをしてることが分かりました。成功と安全を祈るばかりです。ついでにじっと眺めていた息子Tが、蜂の巣があると指さしてます。たしかに蜂の巣が。ただアシナガバチで、スズメバチでないことに一安心。日吉台の家の天井裏にスズメバチのでかい巣を作られて困ったことを思い出しました。あの時は、もう一人の息子Rがからだや顔を防御して上手に退治しましたが。わたくしの息子はふたりとも、なかなか機敏で頼りがいがあります。Tは昨夜の晩飯を仕切ってくれたし、昼間はスイカの苗を一緒に買いに行って、その作り方を詳しく店のおじさんから聞いてくれて、しっかり記憶してくれましたし。
ツバメ、巣を作って欲しいが、ただあのカラスのカー公がツバメの巣を襲うのではないか。あのカラスは我々の来る前からいた先住鳥で、態度が大きい。トンビとも何度か壮烈な争いをして現在の地を守っていて、我々がいないときには敷地内で我が物顔をしてるはず。ツバメは4匹くらいが行ったり来たりしてるが、カー公の襲撃を受けないといいのだが。
今朝、メールを開けたら朗報あり。
TK君の論文がアクセプトされました。レビューアーが二人とも、enthusiasticとeditorが連絡してきた。それは嬉しい知らせ。本人にすぐメールで知らせたが、いまだに返事が無いので、実家に帰ってるのでしょう。彼のこの間の仕事の完成に向けての努力と研鑽はほんとうに賞賛に値しました。ジャーナルはいわゆる御三家の一つなので、いまや脆弱化した当研究室の基盤を強化し、これからの研究費獲得には役立つはずですが。それにこれまで彼が自分の研究の話をした相手の研究者はみな素晴らしいと言っててくれてるので、当研究室としては珍しく非常に分かりやすい面白い話しの出現。こういう出来事は彼ばかりでなく、研究室の仲間の若者にとっても大変良いことです。
菜園のほうの準備はだいたい片づきました。種類は少ないが、今や食べきれないくらいの収穫物も今やあります。
論文もまあまあ進んで昨日筆頭著者に送ったし、連休明けには別の一報の投稿を予定し、3週間後くらいにはこの論文も投稿できそう。
研究費の申請もいよいよ気合いを入れてしないと。この2日間でおおよその構想は完成。
一年先に、路頭に迷うのだけは本当にいやです。頑張りましょう。みずからを励ます感じです。