一年に一度しかやらない水田側の草取りを,エンジン刈り払い機でやりました。かなりの運動量でした。3時間ちかくかかりました。Kさんがやっていた水田はあまりに小さかったので,引退してからも誰も米作りをしないので,雑草とコスモスがぼうぼうなので、刈り払うのも大変でした。ここで米作りしませんかと,言われたこともありましたが,さすがに遠慮しました。でも,40代だったら,かならずやったでしょう。
作業を終わった後で体重を測ったら(ビフォー,アフターよく測ります)2kgも減っていたので驚きましたが,こういう減量は水飲んで,食事したらすぐ戻ってしまうたぐいのものです。
ゆうがた、屋根裏の書斎で窓の外に見える,いま自分が刈り払った後のきれいになった狭い農道を見ていると,気分がいいです。実際に歩いているときよりは,こうやって,窓から見ながら歩くのを想像するほうがずっと楽しい気分です。この部屋は,屋根も近いのか風の音がよい具合に聞こえて、外の夕暮れの景色と風のごうーっという音が一体になって、気に入った空間になりました。難点は一部,腰を屈めないといけないことですが。
きのう、仕事で疲れて、ちょっとテレビをつけたら認知症についての番組でつい面白くなって,ちょっとのはずが、30分以上も見てしまいました。認知症(痴呆よりはるかにいい名前だと思います)は誰もがなる可能性があるのでしょう。覚醒している時間帯と寝ている時間帯の区別がだんだんつかなくなるという話と、介護士のかただったかが認知症のひとの心と行動には「くっつき虫」があるのだと、いったのが印象的でした。この間,イタリーに行ったときに,むかしからの友人と話していたら,若い奥さんが人間は60才以上に生きるようには作られてないのよね,とのたまわったのには、ちょっとぎょっとしました。彼もわたくしももちろん、ポンコツかと言われたような気がしたものです。でもなぜか妙に納得しました。