旅行中は病気になりやすい、京大のこと

きょうは朝6時に空港に向けてホテル出発です。わが家に深夜に着いてから投稿するのはできるかどうかわかりませんので、今のうちにしておきます。

古きよき時代に深くつきあった人達とは会っているだけで気分が良くなってくるものです。昨夜はわたくしはイカのリングあげ(つまりカラマリ)を三人で分けてたべて、あとはエビ料理をたべました。どれにもライスがついたもので、なかなかおいしかったでした。それにやはり白ワインが圧倒的においしい。日本でこのクラスのワインを飲もうとすると、M通りのBくらいしか価格競争ができるところは思いつきません。デザートはHさんはたべず、Nさんと二人で分けて食べました。
旅行中というのは意外に危険なもので、持病を持っている人はその病気が出やすいし、また弱いところがほころびるように旅行中に発病するのは年をとればとるほど、やはりとても多いようです。それに、旅行中になにかに感染したり原因不明の病気になるのはよくあることです。英国の共通の知り合いの研究者も旅行中でのふとした病気が原因でほぼ失明してしまったと聞きました。信楽のUさんもどうだったのだろうとふと思ったりしました。わたくしもそれなりに気をつけています。要するになにごとももう無理はしない、ということです。今度の聞いた講演の中でも病原性のカビやカンジダ酵母の感染が免疫力が落ちたときに急激に起きる原因などを追及したのがいくつもありました。ニュートロフィルという細胞が大切というデータなどを見たり、聞いてると、その理由が分かるような気がしてきます。

おりおりに京大のことをかんがえることがあります。わたくしもこの大学で36年間、給料をもらってるわけです。いわゆるタイガースファンのような愛校心はまったくありませんが、でもいつも良くなって欲しいと願っています。でも、そばにいるとほんとに欠点の非常に多い大学です。こういうところにきて、世界中のいろいろな大学の進歩や変化を聞かされたりすると、京大は大丈夫か、とつくづく思います。ただ、京大は京都という町の圧倒的な魅力の中にあるので、「あればいい」と、わたくしなどが若いときにうそぶいていた、そのままが続いてもどこからも真剣な不満はまったく聞こえてこないのでしょう。ただ、もっと努力すれば世界中の俊才がこの町の魅力に惹かれて来るのに、とおもいます。
日本の社会が世界的にみて依然グローバル化という点で遅れてるように、教授を雇用するレベルでの「女性差別、外国人差別、年齢差別」の日本的水準は京大あたりを筆頭になにも代わってないし、そういう点も含めて、京大をどこか別の町に持っていったらあっという間にしぼんでしまうのでしょうね。いつになったら気がつくのか、それとも気がついても何も変えられない体質なのだから、こういうことを言ったり書いたりしてもまったくの時間とエネルギーの無駄なのかもしれません。

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