那覇近くにある泊まったホテルはフロントで交渉したら同一料金でかなり大きな部屋にいれてくれました。年の功でこういうことが平気でできるようになりました。宿泊料金はほぼ3分の1ですから同じ沖縄でもずいぶん違いがあるということになります。高い方が全日空系で安い方が日航系というとなんだかいまのふたつの会社の状態を反映してるみたいですが、ホテルは空から落ちませんので、安全性には差はないでしょう。おごる全日空はそのうちこけるでしょう。
小沢民主党代表、こんどの参議院選挙で野党が過半数とれずに負けたら政界から引退するとか。そんな無理しないでいいのに、肩肘張らずにいた方がいいのに、とも思いますし、政治はやはり勝ちか負けしかないのか、と索漠とした気分になりました。小沢代表は真面目になるとつまらないというか駄目で、ひょうきんになればいいのに、と思います。わたくしはこういう自分を追いつめたセリフを聞いても投票したいとはまったくおもいません。
またまた事務所費用問題、こんどは自殺された松岡農相の後任の赤城農相ですか。まったくこういう政治の世界での何代目だかしらないボンボンが跡継ぎで出てきて、こういう問題でこける、馬鹿馬鹿しい極致でしょう。政治家として力を感じさせません。こけないで頑張るつもりらしいですが、本人にも周りにもいいことは何もないでしょう。こんどの参議院選挙は泥仕合と見えてきました。
沖縄本島に高速鉄道ができないものでしょうか。
日本が沖縄を将来のアジアひいてはオセアニアまで含めた太平洋での産業経済の戦略拠点とするならぜひとも欲しいものです。沖縄県が軍事基地とリゾートを主たる基盤に今後もずっと続けていくのならいらないでしょうが、沖縄県民がそんなことをのぞんでいるはずがありません。
わたくしは、嘉手納基地が返還されることを前提に、嘉手納空港を始点にした鉄道を考えます。沖縄の空の玄関が嘉手納になることがベストなことは言うまでもありません。島の北に向かって名護、南に向かって那覇、さらに南の糸満あたりまで高速鉄道が南北に走るのがいいに違いありません。たった一本の鉄道でも沖縄はまったく変わってしまうでしょう。人口が多い沖縄本島ではもちろん建設費も大変でしょうが、一方で効率は非常にいいはずです。
沖縄の道路はどうみてもいまや満杯状態で、人口が増えなくても車の台数がこれからも際限なく増えていきそうです。鉄道が欲しい、と産業経済を真面目に考えたら痛切に感じられるはずです。
外国資本にかぎらず本土資本でも沖縄に外国人を含めて雇用するハイテクの企業や研究所を作ろうと考えたときに、いまのこの車社会の脆弱さというか効率の悪さをかなり気にするでしょう。たとえば沖縄大学院の予定地の国道の渋滞は悪名高いものです。それでなくとも空港からげんなりするくらい遠いのに渋滞にまきこまれたら、印象はいっぺんに悪くなるでしょう。