夏休みにはなかなかなれない、米国との関係

昨日は歯医者でちょっと痛い思いをしました。歯ポロリの出来事で余計に行かねばならなかったのでした。でも、もう一回で終わりですと言われました。診察券を見ますと、次回で十三回いくことになります。四月からよく頑張りました。

きょうは出勤前に1.5時間、ラボに来てから午前で2時間、午後で2時間論文の続きや、R君やN君との議論で使い、さらに引っ越しのための打ち合わせで事務方や業者さんと1時間、それに細かい断片的なことをやってると夕方になってしまいます。これで夏休みモードとはまったく言えないので、もうすこしのんびりしたいのですが、そうもいきません。
そのうえ、沖縄のほうからは、来年3月までに、5年終了後さらに存続できるかどうかの評価委員会の結成と段取りがきまったという通知がありました。当然とはいえ、これから大変です。ずしりと、心にこたえます。いろいろ考えだして、夏休みモードにはなりにくいムードになります。
みなさんの生活がかかっていますから。
しかし、きちんとした評価がなければ、税金を使って研究しつづける説明責任が果たせません。
もうおしまい、と言われればそれでおしまいになってしまうのですから、厳しいです。しかし一方でスッキリしているわけです。そのあたりは、ユニットのメンバーもよく分かっているようです。

昨日の続きみたいな話しですが、日本と米国の関係はだんだん特別な関係を減らしていくのが望ましいに違いありません。呪縛のように日米は特別とおもうべきではないでしょう。かつては日英同盟の英国、枢軸のドイツ、イタリアとは特別な関係だったかもしれませんが、今はおたがいに世界の中の一つの国同士で交際しているので、米国もだんだんそのような関係になっていくことが望ましいに違いありません。
米国とは黒船以来150年の交流があるのですが、どうも開国強要、不平等条約、敵国状態、開戦と大戦、降伏、占領関係、従属、密着関係と普通とはいえない関係の期間が非常に長いようにおもいます。これからなんとか、普通の関係になれるように日本が努力していくのが望ましいし、グローバル化の意味というか方向性はそちらにあるに違いありません。そのことは、政治家も官僚もかなりわかっておられると、おもいます。
しかし、普通の国になるのには、自分の国は自分で守るという初歩的なことから、外国が日本を米国と普通の関係になったと認識してもらうべく多大な努力が必要でしょう。
しかし、しばらくはそれが日本の大切な国家目標であって欲しいと思います。しばらくといっても10年はすくなくともかかるでしょう。それを掲げる政党がでれば一定の支持をえることも間違いないでしょう。
米国も民主党政権になる可能性が高く、そうなれば日本を見る目は非常にきびしくなるでしょうし、日本の自立にとってはかえってやりやすくなると思われます。

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