きょうは朝から用事がずっとたて込んでいるので、朝のうちにかいておきましょう。
次世代のDNA配列決定装置の2社のプレゼンを恩納にいって、聞いてみたいと思っています。予備知識はありますが、具体的な技術的知識はほぼゼロなので楽しみです。
昨日の夜は着いてから、深夜までTKくんと研究の話をしましたのと、プレゼンのあとにうるまにもどって、TPくんのリハーサルを聞くことになっています。できたら他のひととも晩飯まえに話をしたいものです。あしたは朝の便で京都に戻って、午後4時には学会のVIPと会うことになっています。
自衛隊幕僚長の論文受賞問題、奇怪なことになってきています。これは相当にとんでもないことだな、この出来事に熟した発言をするのは内部事情に深い知識を持ってないと無理だと感じます。表面的、杓子定規な発言は世の中を納得させるもしくはたぶらかせても、自衛隊内部のひとびとの心にはとどかないでしょう。
この元幕僚長は幹部学校の校長さんもやっていて、広い人脈をもっていて、たんなる官僚的上司ではない、部下の中にはこの人のためには死んでもいいと思うような隊員がいるようです。
わたくしはこの人の書いたのは、どんなにおとしめられようとも、なかなかのもので、愛国系のひとびとにはかなり受け入れられるもので、インテリがいくら否定的でも、これでいいのだと、分かってしまうというか、思ってしまう人々は相当いるでしょう。ただ、言葉には出さないだけです。やはり自虐の歴史が長いので、反対の振り子の側にいくと、こんなものが出てきてしまうのでしょう。しかし、奇怪なのは、この元幕僚長は完ぺきな確信者でどこにいっても歴史観で議論したいといってることです。政府と違う歴史観を発表できなければ、北朝鮮と同じ、とまで言い切ってることです。しかも、この懸賞論文にとんでもない数の空自の隊員が応募してることです。マインドコントロールという言葉は使いたくないですが、いつの間にか、自衛隊は大変な組織になってしまったようです。もしかしたら、近隣諸国の戦闘機と一戦を交えるようなアクシデントすら起きかねないとまでおもいました。
たぶんこの間の文民トップの壮烈な汚職にもあるように、文民は退廃が腐敗のレベルで奥深く浸透しきっていたのでしょう、武官の一部が悲壮な気持を抱くのは想像できます。武官のみがこの国を救うと思っているときにアホなマスコミがシビリアンコントロールとなんとかの一つ覚えのように繰り返しいうのは、あんたたち、守屋事務次官事件をもう忘れたのか、といいたいです。
きょうはこれでやめますが、内部をえぐるような記事が見たいものです。もちろ無理な願いとはおもいますが。