エジンバラMRC Human Genetics Unit訪問、自助しかないとの覚悟

ひさしぶりにこのMRCの人遺伝学研究所にきました。みなさんとてもフレンドリーです。
研究のコミュニケーションも、いろいろなグループで聞きました。それぞれに新規性が高くておもしろかった。
旧知のWBさんとか今回のホストのCGさんのところの話も興味深く聞きました。一人の若いラボヘッドの話はすごくキッチリして感心したのですが、最後にどこの出身なのと聞いたらなんとケンブリッジの旧知のJKさんのところの出身でした。このキッチリぶりはただ事でないと思っていたので納得。わたくしは剣道をやりませんが、なんとか流とかいって刀の振りかぶり方一つで流派が分かると言いますが、この人のキッチリぶりと同時に情熱的なしゃべり方もちゃんと先生を継承していました。所長のNHさんも旧知ですが日取りが合わなくて会えませんでした。滞在中にいちど会いたいと思いました。
セミナーもうまくいったとおもいます。まったくゼロから始めて6年ですが、よくここまで来たとわれながら感心しました。あれは皆沖縄でやったのかと聞かれて、いやそうじゃないかなりの部分は京大でやったデータだといいました。確かにそうなのでした。
夜はウオーターフロントで食べました。イギリス流にまず飲んでから、場所を変えてたべるのですが。面白いことに、飲んだ店の外から出口を通って隣のレストランに入り、結局座った場所は、飲んだ場所と2ー3メートルしか離れてないのでした。

わたくしがブログの閉鎖を予告したので、悲しいといってくれた人がいます。わたくしの気持ちは書いてある以上でもないし、以下でもありません。いまも過去も「がんばってる年寄り」はみな同じような目に会っているのでしょう。しかたないとは決して思いませんが、最後の瞬間まで努力を傾けたいと思っています。ただやはり座して死を待つ、にはなりたくないですね。
年寄りなりの抵抗の手段は考えています。ただまあ同業の世界でリップサービスの人たちはいくらいても、本当の味方はまずいないので。自助しかないと覚悟はしています。

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