沖縄での28時間、連チャンの講演、公務員をどうする

今回の沖縄は先週も来ていますので、滞在28時間でしたがやはり来なければならなかったと、いま帰路のはるかの車中で思っています。短時間ですが、大事な仕事がありました。
往復14時間かかるのがどうもかなりつらいのです。

あしたは、阪大に出かけて講演、明後日は京大会館で研究科シンポジウムで講演ですから、われながら慌ただしいことです。でもこうやって発表する場があるのはありがたいことで、また講演では毎回相当に異なる話が出来るので、沖縄と京大でのラボメンバーのみなさんに感謝せねばなりません。
阪大でのシンポジウムはよく話題になるシングルセル解析がトピックです。
わたくしとしてはシングルセルよりも研究系としての面白さをアピールするべきでしょうか。
明後日の研究科のシンポジウムは最後の最後の順番になるのですこし工夫しますか。

公務員をなんとかせねばならん、という世論のようです。
公務員バッシングと公務員のなかには怒っている人もいるようですが。
地方、国の財政難の流れからは月給減らしになるのでしょう。そういう意味では、大阪府知事は流れの先頭に立っているようです。

例えば義務教育の教員の給与はいくらが妥当なのか?
警察官は?消防署員は? 
わたくしにはその基準額はわかりません。世間の相場で決めるのがいいに違いありません。本当に良すぎるのなら、減らすのもいいでしょう。しかし、誰がどう決めるのでしょう。
ただ、教員などは20代、30代の給与を現状よりもあげてそのかわり40代50代になっても給与がほとんどあがらないというふうにするのも、一つの考えだと思います。つまり年をとるごとに給与がだんだんあがるというのは年寄りはいらないという流れになるので、むしろあげない方が高齢者の雇用には有利になるような気もします。多くの職業で年を経るにつれて給与があがっていくのはある意味不思議な制度で、長期同じ勤務先にいる人が高額給与となるので、むしろ職種で給与が決まる、ような社会もそれなりに面白いのかもしれません。
わたくしが最初に住んだ外国、スイスはそんな傾向の強い国でした。交通費も、扶養家族費も、年齢での給与上昇もない、それに20代半ばもベテランも給与があまりちがわない、というのでカルチャーショックを受けたのを想いだします。

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