きょうは沖縄らしい天気、2兆円の税金による「給付金」

きょうは暖かい日です。太陽もさんさんと照っています。

ラボの前の廊下の壁面にポスターがありまして、このあいだの一般の方がたへの公開時に作成したものです。ラボのかわいいマスコットキャラクターを決めたのでそのマスコット図入りの説明で非常にいいです。後で写真をとって、このブログで紹介いたします。

2兆円の「給付金」ですか、国会で決まりました。でも関連法案がまだまだですから実際の「給付時期」はかなり遅くなるだろう、ということ、誰でも知っているニュースでしょう。でも、このブログはわりあい海外在住の日本のかたも読んでいるので、あえて話題にします。
この給付という言葉にカチンと来る人たちが多いでしょう。税金で国民からふんだくったものを「給付」とはなにごとか、まっとうな納税感覚をもっていたら、まずこの言葉に自民党—霞ヶ関体質を感じたはずです。それに、これをあの首相が、そんな金をもらう金持ち人間はよほどさもしい、わたくしがもらうはずないでしょう、とかそんな発言をしてしまったのが、最悪でした。いまの内閣への不支持を上昇させた最大の原因のひとつでしょう。この、給付金というお役所のお上意識に、さもしいという本来はお金を使って景気をあげるという単純な動機に、わけのわからない倫理観をだしたものですから、せっかくの2兆円、ケチがつきました。同じように感じた人は沢山いるのでしょう。
この2兆円、ひととは違ったことでもいいたいのですが、言えません。お金もらったら、百万遍のてづくり市で消費しようとおもっています。

日本の官僚制度はまだまだ強いので、いまの内閣も官僚制度に寄生しているのがよく分かります。いくらマスコミや政治家の言動で叩かれても、官僚はまだまだ自分たちが国を動かしているという絶対的自信があるのでしょう。民主党が政権をとってもそのあたりは変わらないでしょう。
わたくしが見るところ、官僚の一番の弱みは、大学をでてからずっと官庁にいるのでどんなに頭脳明晰俊敏博覧強記でも、やはりお上意識で生きているので「給付」ということばしか思いつかないし、もっと庶民感覚にフィットした名前が身につかないのでしょう。このあたりはどんなに努力しても無理だろうな、とわたくしは思います。

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