けさはざんざんぶりの雨。雷まで。歩けません。
なるほど世の中にはいまだにホリエモン氏のことを激しく怒っている人たちがいたようです。つまり株を持っていて損したひとたちで、この訴訟の弁護士さんはいい気味だという感じの感想を述べています。でも株を買ったときにはよくて、不正をしたからけしからん騙されたということなのでしょうが、株はだいたいおおかれ少なかれそういうものという認識があるので損した人たちの怒りはもちろん真っ当としてもでもまあ株のはなしなので、関係無い人たちにはどっちもどっちと思っている人がおおいでしょうね。わたくしはホリエモン氏が何百億円か払ったと聞いてへーすごいな、と思ったものでした。ともあれ、鈴木宗男氏についでこれからホリエモン氏がロー屋に入るわけです。
二人とも国策捜査の犠牲者と自称していますが、聞き耳を持たない人もおおぜいいるでしょうが、いっぽうで検察はけしからんと思う人たちも着実に増えているのでしょう。検察もいままでのやりかたでは踊る人たちもすくないでしょう。
なかなか進まない被災者の救援、どうしてなのか、明解に説明できる人達があまりいないようです。
たぶん被災した人たちにこもごも好きなだけしゃべらせたら真相がみえてくるのだとおもいます。
かれらこそ一日でも早く良くなることを願っているので、どうしてそうならないのか、現場からみた意見があるに違いありません。それを聞いてみたいなとおもいます。お金がないんではなく、何をやるにも、規制というかやる前に満たされるべき条件がきついのですね。
東北のひとたちは関西人と異なって順法精神がつよすぎてということはないでしょうか。
こういうときに必要なのは、なんなのでしょうか。ずるさではピッタリ来ませんが、ダメなものを可能にするには、つまりうまい説明が規制からエスケープするのには必要なのですね。そのような説明を思いつく才能がいるのでしょうね。規制をとっぱらうのは時間がかかるので、後追いしてくれるといいのですが。こういうときこそ、官僚のもっている裁量が上手に使えるといいのですが。
そういえば数日前に、新聞で昆虫の女王を決める物質を富山大学の先生が見つけたと出ていました。
みつけかたもなかなかの執念で立派なしごとなのでしょう。
こういう仕事は面白いし役にもたつし、日本ではどんどん奨励してもらいたいものです。一億総iPSではこけたときがひどいです。それはそれとしてこれも有名ジャーナルに出たので新聞がとりあげわたくしのような熱心な読者でない人間も研究の概要を知る機会があるわけです。もっともっとおもしろがって欲しいですね。こういう類の知識はよく考えると深い味があるのです。
それに富山大学という旧帝大でないところでの研究であるということもいいですね。
そういえば数日前に知ったのですが、わたくしのラボのメタボライトの研究論文がFACULTY1000という発表後の論文評価機構で選別されたと知らせがありました。最近のは激賞されていてちょっと恥ずかしいのですが、気がついたら去年この流れのも選ばれていました。気がつきませんでした。こうやって拾い上げてくれるのはありがたいことです。