週刊新潮の記事、福井県の原発、

昨日の続きみたいなものですが、週刊新潮がどうももっとも反現政権の論調らしいので、きょうは編集室に行く途中で買って読んでみました。長いことよんでいません。
意外にといっては失礼ですが、きちんとした論調で、さすがに国難なのでいつものシニカルなものではなく、かなり真っ正面から論じていました。
あとは事実関係がどうかということですが、ここに書いてある大半が真実なら、週刊新潮が大マスコミをさしおいて言論をというか、国論をリードしていることになります。
ちょっと中心の論点から外れた部分ですが、内閣の茶坊主4人衆ということで、福山、枝野、寺田とあっていちばん厳しく細野氏が指弾されていました。ちょっと残念ですね。ミイラ取りがミイラになったのか、それとももともとが軸の定まらない風見鶏なのか。昨日も書いたように、わたくしも彼にはひどい変節がおきたような気がしています。反骨精神はもってないのでしょうか。

つくづく地図を見ると敦賀の原発も高浜の原発も、わたくしの比良の家からは50キロくらいでしょうか。
このあたりにたしか13個の原発が密集してあるのですから、眺めれば眺めるほど、いやな気分がします。
わたくしのように科学教の信者みたいなもので、それでDNAを本尊みたいに後生大事にと人生を送ってきた人間には原発はいちばん相いれないものなのですが、でもDNAと相いれないと言ってもほとんど誰も耳を傾けなかったのが、いまや半数近くが原発反対というふうになってきたようです。
でも反対とはいってもDNAの存在自体の敵とかいうような感覚ではないのでしょう。
どういう感覚なのか、知りたい、話して見たい気持ちがあります。
福島から遠くない首都圏に住む若い人たちがどんな感覚で原発反対なのか、理解したいとおもいます。

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