講演の場所は琉球大学の農学部でした。生命科学概論と銘打ってありました。
こちらから行くと自動車道の西原でおります。医学部病院にはこのあいだ行きましたが、その反対側にあります。土曜なので道路はがらがらに空いていました。
話す相手の多くは辺野古のそばにある高専の学生さんで、かれらはバスでまとまってきたようです。
年をきいたら多くは10代と聞いてこれはちょっとびっくり、でもそういう世代に講義をするのは本当に久しぶりです。京大だと教養の時期ですから。
居眠りをしているひとはいないようで、また聞いている学生さんは情報系でなくバイオ系が大半のようでわたくしの話すことはまあ知っていることでしょう。そういうことを味付けしてはなすのがわたくしのような人間の役割ですが、午後にあるバイオインフォーマティックスの講義につながっていくのでしょう。25人と聞いていたのですが、一般の人や関係者もかなり混じっていて、ちょうどいいくらいの人数でした。
質問も割合ありました。女子学生のほうが多かったかな。無理矢理聞き出した感もありますが、いい質問でした。
人材というのはどうやって見分けられるのか、という正直な質問もありました。
農学部の建物の周辺には雑草の生えている場所がありましたが、そこにハブに注意とあり、ヘビの絵も描いてありました。雑草を刈ればいいのにと思ったのですが、看板をつける方が手間がかからないかもしれません。