新しいフンをみたことがない、頼もしい四人の首長、琵琶湖の水源

正月の時よりも、目の前の水田に水がはいると、また一年経ったな、とおもいます。ここに来るようになってから、十数年たちます。
すがすがしい緑に囲まれてしあわせです。ただ身体を動かす量が多くて、あと何年こんなことができるのか、と思います。したの畑をおかえしすればぐっと楽になるのではありますが。そうすべきかもしれませんが、でもここまでやってしまうと。それに誰か知らない人がやって来てこの畑を使い出すかとおもうと、残念な気もするのです。
日本中、耕作地を続けて使えなくなる土地が増えているそうです。
農民の高齢化、これが一番でしょうが、過疎地の獣害も深刻だと。その通りでしょう。

今年の冬にいれたこの高いフェンス。効果が出てきているようです。
鹿も猿もイノシシもこの時期、来ていません。
そうなら、このはたけの使用も非常に楽になるのです。
それで、このあたらしいフェンスの効果を見守っています。
いまのところ、新しいフェンスを設置してしばらくは鹿がいましたが、雪が消えてから、どこにいっても新しい鹿のフンを見たことがありません。それに猿も見かけません。
これは大津市の対策の効果が出ているに違いありません。
噂では京都の八瀬のほうに猿が沢山いっているようです。

そういえば、大阪市、府の効果が京都と滋賀の首長にも甚大にでています。
発言がマスコミにとりあげられて、この夏の電気の消費の問題も、これら4人の首長の発言がそうとう頼もしく感じます。関電が勝手にできることは狭まってきています。
関電の手法も詳しく報道されているので、ことしの夏の電力の消費が関西では大々的に報じられるでしょう。琵琶湖があるのですから、ひとたび原発の危険を論じれば、関西はみな一蓮托生です。琵琶湖の水源に多くの人が関心を持つでしょう。
赤城山頂上付近にあるみずうみ大沼の魚ワカサギをいまや誰が食べているのでしょうか。
セシウムがあるので食べるなといわれています。
この湖は福島原発からいったい何キロ離れているのでしょう。地図をみてください。
それに対して、福井原発から琵琶湖はとてつもなく至近距離だし、琵琶湖を囲む山々の水源ならさらに近くなります。水源はほんとに徒歩圏内という感覚です。
これから40年は原発をつかおうという弁護士あがりの政治家たちは日本人が何千万人生きること自体の危険にさらされても、日本企業の工場がアジアに移転するよりはましという発信です。集団自殺よりはまし、という理屈ですが。

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