ふたりの元首相が都知事選挙に一石を投じようとしているようです。
細川元首相のほうは選挙の結果は問題でない、脱原発を訴えたいと言ってるとのことです。
小泉元首相の意見はもうかなり明らかで、かなり強固な脱原発論者であることははっきりしています。
このふたりがチームを組んで選挙民に訴える。
つまりこれからの日本はどのようなエネルギーでいくべきなのかそのビジョンもある程度示すのだろうと思います。
二人の元首相、他の人と較べて国民に割合慕われていたのではないでしょうか。きつい批判をするかた達がおるのも分かっていますが、真摯な議論であり、極めて真剣であることもはっきりしていると思われます。都民だけでなく、国民レベルでの関心は非常に高いでしょう。
細川元首相は首相をやったとは言え突然やめた方が記憶に強く残ります。60才で辞めてそのご15年も政治を離れ、陶芸などをやっていたと聞きます。あるいみ隠遁的な生活をしていたのでしょうか。
この二人が何を語るのか、わたくしはかなり期待しています。
まさに結果より先に、何を語るのか、それを聞きたいと思っています。
地位は人を作るといいますが、このおふたり宰相をつとめたことにより日本という国を見る目はおのずと余人にはできない資格を持っていると思いたいです。
そういうわけで、細川氏の立候補が何をもたらすのか?
もちろんわかりません。
それがいちばん興味深いことです。もたらし方には、すぐという即効性の部分とゆっくりという遅効性があるとおもいますが、どちらの側面も興味深いです。