デービッド・アトキンソン氏というかたがいて、気になる方で、この方が何か書いたりしゃべった記事が出たらなるべく読むようにしています。言ってることに納得しているのではかならずしもないのです。いつも最初の7割くらいは頷いて読むのですが、最後の結論あたりでついて行けなくなって、本当かなあ、という??で終わることがおおいのですが。
東洋経済という週刊誌でこの方の最近の主張をのせていました。人物紹介は以下のように書かれています。
著書『新・観光立国論』で観光行政に、『国宝消滅』で文化財行政に多大な影響を与えてきた「イギリス人アナリスト」にして、創立300年余りの国宝・重要文化財の補修を手掛ける小西美術工藝社社長であるデービッド・アトキンソン氏。
日本人の生産性がどんどん下がっているということに警鐘を鳴らすと言うよりは、むしろ日本を励まそうとしているのがありありと分かります。日本を応援というか日本の発展を願っているのはまちがいありません。
日本は、潜在能力は高いにもかかわらず、毎年順位が下がっています。同時に貧困化が進み、社会福祉の支出が膨らみ、国の借金も増える一方です。もはや「生産性を上げたからといって幸せになるとは限らない」などと、のんきなことを言っていられる状況ではなくなりました。生産性向上は、日本にとって喫緊の課題です。とこのかたはいってます。
それで特にサービス業が生産性が低いと指摘しています。
それでこの方は以下のように言っています。
日本の1人あたりGDPは3万6434ドルですが、先進国上位15カ国の平均は4万7117ドルでした。その差額1万0683ドルのうち、9824ドル(92%)は、サービス業で説明がつきます。経済における比重が高くなっているのに生産性が非常に低いサービス業は、1990年以降の日本と海外の生産性のギャップ拡大に、最も大きな影響を与えているのです。
あんまり引用しすぎは良くないので、原典に当たって欲しいですが、ここまではわたくしもなんか納得したいしなんか全部納得したいような気がするのです。
今回の主張はもしかしたら最後までずっと納得して読めるかもしれません。
しかし、きょうはここで時間が無くなりました。残りを後で精読しましょう。