妻はけさ早く、関空からベトナム経由でカンボジアのアンコールワット見物に行きました。日本画の先生と数人の仲間のかたがたと行くのだそうです。水曜日には帰って来るというので、ずいぶん短い旅行ですが、そういうものなのだそうです。
昨夜はそわそわと荷物を出したり入れたりしてましたから、遠足の前のようだと冷やかしたものです。
わたくしや、娘、家族と海外旅行をしたことはなんどもあっても、友人と行くのはこれが初めてなのかもしれません。妻は、女子中、女子高、女子大と就職も女子中、高の教師経験なので、女性同士だとリラックスするようです。娘が男女共学の高校に行くと決まったときは心なしか、がっかりしてる感じでした。同性で年も比較的ちかいひととの旅行は非常に楽しいに違いありません。たとえ数日とはいえ、いわゆる命のせんたくをしてくれるといいのですが。それと、絵を描くモチーフもなにかつかめるかもしれません。
わたくしが、すんでるこの町でも続々と男性は退職していますので、その後は、夫婦での海外旅行が多いのに驚くばかりです。年間なんかいもご夫婦でいくとか。むつまじくてたいへん結構ですが、やはり海外旅行はいちばんの娯楽でなおかつ、刺激もあり、さらに「教育的効果」があるのだと思います。つまり、これから生きていく人生に対してどう取り組んでいくか、意欲を持てる機会なのかもしれません。それと、人のふり見てわがふり直せ、内省的になるものです。
わたくしも、妻とは年間一回は一緒に海外旅行すると約束していまして、今年は、韓国旅行になっています。ふたりともまだ一度も韓国で旅行をしたことはありません。楽しみです。わたくしはソウルで一日過ごしましたが、旅行とはほど遠かったですから。
いまの日本は、団塊世代とそのうえの熟年世代が海外での様子をつかんで、そのまま何もしないのか、それともなにかを始めるのかで、ずいぶん違うのではないかとおもいます。わたくしは、ぜひなにかを始めたらいいのではないかと思ってます。自分では、アジアとのつきあいを深めていくというか、アジアと欧州のベターなつきあいを進めたいと思っています。
子供や、孫はそういう親、祖父母世代の生活ぶりを見てるはずでしょうし、なにかが生まれるといいのですが。
わたくしもシンガポールとインドの間だの国にはどこにも行ってないので、休暇でも取って、ビルマとかラオスとか行ってみたいです。